本日はなかなか終わりきらない冬を感じる雪模様の東川町。
残雪こそなくなりつつあるものの、陽気は依然としてまだまだ春遠しです。
初入荷となったHASAMI PORCELAIN。
日本有数の窯業の盛んな地、長崎県波佐見町で、古くから伝統的に
製造されてきた磁器たちを篠本拓宏(tortoise)氏ののディレクションにより、
現代のコンセプトで革新する新しいテーブルウェアにすべく、
スタートしたプロジェクトです。
約400年前の江戸時代につくられはじめた磁器は、
当時から日本各地はもとより、長崎港を経てヨーロッパへも出荷されました。
早くから量産体制が整えられたため、日用の食器としての確かな質と価格を
実現したことがよく知られています。
その豊かな伝統は、現代まで脈々と受け継がれてきたものなのです。
HASAMI PORCELAINの魅力ひとつは、器が手や口に触れた時の感覚。
陶器に比べて引き締まったシャープさがあり、優しく有機的な感触が心地よい点。
さらにHASAMI PORCELAINの素地は、
天然の天草陶石からつくられる磁器の原料に、独自の比率で陶土を混ぜたもので、
ありのままの素材感を生かす釉薬が配合されています。
器のサイズに関しても、一定のモジュールに従って作られていて、
マグカップ、ボウル、トレイなど個々のアイテムが共通の直径で、
デザインされているため、自由なスタッキングが可能で、
収納時や運搬時も無駄がないよう製作されています。
さらに、トレイがボウルのフタになり、単体では大型のプレートとしても
使えるように、多機能性も備わっている点も素晴らしいところです。
まずはお店でひとつお手に取って欲しい器です。
ぜひ見にいらして下さい。
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